精神状態と父親
もうただただベッドの上で奇声を発するだけの塊と化してる助けてくれ
— クズ子ちゃん (@kuzuko___) 2015, 7月 14
その後ソラナックスを飲むために台所へ降りたのだが、なぜか千鳥足。
ふらふらである。階段から落ちるかと思った。
ペンギンの抱き枕を左に抱えなんとか階段を降り、ふらふらしながら奇声を発して昼ご飯と飲み物を回収した。
そのとき台所で祖母と遭遇したが、ペンギンの抱き枕を抱えながら千鳥足で奇声を発する私はさぞかし異様だっただろう。
ソラナックスとエスモカを飲み昼食の半分を食べ、落ち着いたかと思いきややってくる自責感と希死念慮。
その後ソラナックスを入れたまま眠り、目が覚めて残りの昼食を食べる頃には、午前中の出来事は何だったんだと思うほどには落ち着いていた。
そのあとゲームをしつつ時間をつぶしていたら、父親が帰宅。
いつも父親には「学校に行け、授業に出ろ」とせっつかれている。
やはり怒られた。
「ゲームなんかするな、ケータイも見るな」と言われた。
勉強も読書もできなくなった今、私は家にいる時間何をすればいいのだろう。
「留年するぞ」と言われた。
そんなこともうわかっている。
すでに計算上では古典の単位を落としているため、留年もほぼ確定してしまっているのだ。
「お前よく中学校の先輩の話をするけど、○○高生失格だな」と言われた。
冷静に考えれば意味がわからない。
余談だが私の出身中学校には有名人が多い。
(しかし、学校にサインまで置いてあった某芸能人は覚せい剤で逮捕されたし、某有名企業の社長はつい先日亡くなられてしまった)
私は現在、高校には週1、2回しか通っていない。
起きあがれないのでほぼ必ず遅刻し、ソラナックスを入れて登校しても、だいたい保健室と相談室に顔を出して早退するか、授業に出ても2時限が限界である。
さらに、私の学校は県内でそこそこ名の知れた進学校でもある。
私はその進学校の生徒を名乗れるレベルに達していないのだそうだ。
学校に通えてないのに○○高生を名乗るな、と。
冷静に考えると何だよそのレベルって、と思うが。
確かにここ2ヶ月、英語の長文など読んでないし、計算問題すら解いていないけれども。
呆れた声で「(本名)は父さんに何をしてほしいんだ」と言われた。
お前の存在がストレスだから死んでくれ、と思った。
口には出せなかった。
私の父は去年1月、ステージ4の大腸ガンで肝臓にも転移が見つかり、「余命半年」と宣告を受けたものの、3度の手術と抗がん剤治療によりハゲは進行したものの寛解している。
恐らくこの男は100歳まで生きるだろう。
父親が「頼むから授業に出てくれ」と言い残し去ったあと、私はこっそりと泣いた。
娘が名の知れた学校に行って、満足しただろうか。
今娘が学校に行けないことで周りの目が気になるのだろうか。
娘が高校で留年することが恥ずかしいのだろうか。
そんなに世間体が、大事か。
夕食のとき私は、「私の状態がわからないなら放っておいてくれ」と言った。
「わからないから口を出すんだ」と父は言った。
父親は、私の精神状態には理解をしない。
学校から借りた本を渡しても、読んでくれなかった。
そのくせに、昨年9月に飼った犬のことを勉強するために、犬の本や雑誌をを少なくとも10冊以上買って読んでいる。
「犬以下の女」と某氏に言われた。
その通りなのだ。
やっぱり私は、思わずにはいられない。
この家にいるから、父親がいるから、私の精神状態は尚更悪くなっていくのではないか、と。