縫合体験記~抜糸編~
こんばんは、クズ子ちゃんです。
今回は縫合体験記第4弾、抜糸編です。
昨日書いた縫合直前編にて、「今晩更新します」と言っていたのですが、昨晩はメンタルが大荒れしたり、古典の単位を取れないことがほぼ確定し留年もほぼ確定したりしてメンタルが……メンタルが……
ソラナックス飲んで寝たのでなんとか持ち直したので、書きますよ。
当日編、翌日編、抜糸直前編を未読の方はそちらを先に読んだ方がおもしろい……かもしれない。
☆
抜糸の日は12時頃登校し、調子が良かったので昼休みから教室に入り、日本史と保健を受けた。
日本史のA先生(副担任・♂・50代)が私に対して、20年以上うつ病を患っていることをカミングアウトされて驚いたりもしたけど、それはまた別のお話。
友達と帰ってパンを片手にお喋りしたので、病院で受付したのは5時頃。
その間ウォークマンとケータイとお友達になりつつ抜糸を待つのだが……これが長い。とにかく長い。
その待ち時間で急遽書いたのが昨日アップした縫合直前編である。
待ち時間でさらりとアルバム一枚を聴き終えたりしながら、
90分以上待って、やっと処置室に通された。
処置台に仰向けに横たわり、制服のスカートをめくりあげ、縫合した右太ももを晒し、貼っていたガーゼを取り、左足と膝下にタオルをかけて待つこと約2分。
(もちろんいい下着とアンダーパンツを履いた)
先生がやってくる。
傷跡を軽く確認したあと、抜糸が始まった。
まずは軽く消毒。
そして傷を縫いつけていた25針もの糸を、リズミカルにハサミで切っていく。
糸をハサミで引っ張られることになるので少しちくちくとした痛みがあるが、耐えられる程度のものだ。
そしてすべての糸をはさみで切り終えたあと、ピンセットで糸を抜いていく。
毛をすこし強めに引っ張られるような感じで、痛みはほぼない。
そしてもう一度消毒し、抜糸はものの2分で終わった。
(90分も待ったのに…!)
傷跡は、細くくっついて線になっている。幅は1㎜くらいで、浅い自傷傷と変わらない。
しかし、糸の痕が残った。
線に沿って直径2㎜ほどのかさぶたのような痕が無数にある。
抜糸を終えた後、このテープを貼られた。
傷跡にはこれを貼り、2、3日に一度、入浴の前に外すように指示された。
傷は以前と変わらず優しく泡立てたボディーソープで洗う。
また、このテープを貼り、入浴もしていいという。
ただし、1週間ほど運動はできないらしい。
会計は、810円だった。
内訳は、処置代が370円、テープ代が440円。
処置代が安くて驚いた。
次は3週間後に形成外科を受診するよう伝えられた。
☆
これからも通院があるので、縫合体験記はまだ続くかもしれません。
でもひとまずキリがいいので、伝えたいことをば。
この縫合体験記は、自分が縫合時のことを忘れないようにする意味もありますが、
私の右太ももには数々の傷があります。
海やプールには行けません、ショートパンツもミニスカートも履けなくなりました。
今回の縫合にて、たくさんの人に迷惑をかけました。
死にたさに苛まれて作った3本の深い傷のために。
縫合の際麻酔を使うので、父に仕事を抜けて来てもらいました。
計算してはいませんが、かかったお金は8000円を越えました。
すべて父が払ってくれました。
縫合したという事実で学校側にも迷惑をかけました。
縫った翌日、痛みでうまく歩けない私の荷物を運んでくれたクラスメイトがいました。
恐らく、私はしばらく自傷をやめることはできないと思います。
それでも、これを読んでくれたあなたが、切ることをやめはしなくても、少しでも切り方を浅くしよう、縫合を受けないようにするぞ、と思ってくれたなら、それだけでこの日記を書いた意義があると思います。
死にたい中無理やり文章を書いているので考えが纏まっていませんが、今日はこの辺で終わりにします。
読んでくださりありがとうございました。