愛してください

メンヘラ女子高生のゆるゆるブログ。

メンヘラJKが片想い相手に恋愛相談された話




気がつけばブログ更新1ヶ月ぶりでした。クズ子ちゃんです。


「失恋した」と呟いたところ、現時点でふぁぼが16もつきまして、更には、


このツイートにもふぁぼがたくさんつき、「聞きたい!」とリプまで頂いたので、書きます。書きますよ。自分の気持ちの整理にもなりそうです。


身バレしたくないのでぼかしたりフェイクを挟む部分もありますがご了承くださいな。



高校入学当初から、好きな人氏(以下A)は、私と同じ部活に所属している。


当時は時々太ももをカッターで浅くなぞる程度でまだメンヘラではなかった。


入学して部活に入ってすぐ、部活の新歓があり、そのときに私とAと前部長さん(以下B先輩)の3人でボートに乗ったのがきっかけで、私とAとB先輩は仲良くなった。


ボートに乗って仲良くなったこと、そして私とAは明るいキャラでもあるので、私とAは部活の同学年内、そして部長がB先輩に変わってからは3人が部活自体のムードメーカーとなった。

(B先輩が引退してからは私とAが部活内のムードメーカーになった)


そんなAのことを好きになったのは、たしか夏休み中に同学年全員で出かけた、2014年の8月某日だったと思う。


この頃から今年の3月くらいまでは、私とAは部活で会えば盛り上がってわいわいと楽しむくらいの仲だった。


進級し、クラス替えがあり、私は6組、Aは8組になった。


私が6組で仲良くなったのは、気立てのいいCちゃんだった。

Aは生徒会役員、Cは元生徒会役員で仲がよく、6組と8組が選択授業が一緒になることもあって、同じ授業を受ける際には3人で話すことも多かった。



変化が起きたのは今年の5月だった。


私の鬱が悪化し、クラスに出て来れなくなったのだ。


部活に出れなかったことをきっかけに、5月下旬、Aが「大丈夫?」とLINEを飛ばしてくれたところからAとのLINEのやりとりが始まり、

6月にはやりとりの中で8月に開催されるお祭りに2人で行くことが決まった。


しかし私は学校にすらほぼ顔を出せないまま7月を迎えた。


7月上旬、LINEにて、Aから「お見舞いに行きたい」と申し出があった。


私は快諾した。


そして7月のある日曜日、Aはお見舞いと称して私の家に遊びに来た。

7月生まれの私にプレゼント、と、大きな袋を抱えて。


私の部屋でゆるゆると過ごした後、彼はプレゼントを置いていった。


中身は、可愛らしい動物の抱き枕、そしてメッセージカード。

「これからも仲良くしてください」と書かれていた。


そして夏休みがそろそろ始まる、という頃、LINEのやりとりの中で、私もAも高校の夏期講習(生徒の9割以上が受講する)をとってないことが判明し、

講習期間中に遊ぶことになった。


お昼ご飯を街の中心部で食べ、その後Aの家に行くことになった。


そこでもゆるゆると過ごした。

ここはブログの過去記事でも触れたが、Aは心理学に造詣が深く、

私の精神状態の悪化に薄々気がついていたこと、安定剤を飲む前と飲んだあとで私の挙動が変わることを見抜いていたことがわかった。


しらを切る自信がなかった私は、精神状態が良くなく、治療を受けていることから安定剤が手放せないこと、自傷癖があることまでほぼすべてカミングアウトした。


彼もまた、自分の家庭環境について話してくれた。


カミングアウトしたあと、困って笑うしかなかった私の頭を、Aは慰めるように撫でてくれた。



そして今年の8月某日、奇しくもAを好きになったちょうど1年後、私たちはふたりで出かけた。


待ち合わせ場所の近くで昼食を食べ、カラオケルームでグダグダと過ごしながら歌った。

終始、彼は私の体調と精神状態に気を遣ってくれた。


Aは頭を撫でてきたり首や耳をくすぐってきて、私も負けじとやり返した、ような気がする。


「こういうのを友達以上恋人未満っていうのかなぁ」


そのAの言葉に、私は肯定を返した。



お祭り会場(もちろん外)でもAは私の頭を撫で、首筋をくすぐってきた。

そのときもやり返した、と思う。


そのあとAからの申し出で、ふたりで写真を撮った。


帰り道、はぐれかけた私たちは手を繋いで人混みを通り抜けた。


そしてふたりで電車に乗り込み、Aはひとつ空いた席を私に譲った。

「見上げないで緊張する」、そう言っていたと思う。


Aが別路線に乗り換える駅で、私は手を振った。

Aは去り際に私の頭を2度ぽんぽん、として、人混みの中に消えていった。



それから1週間後、部活の同学年で小旅行に出かけた。


部活内でAは、私とふたりきりで3回会ったことに触れなかった。


途中私が体調を崩したりしながらも旅行は無事に終わり、解散後、奇しくも私はAと二人きりになった。


電車は逆方向だったけど、ホームまで一緒に向かった。


ホームに着いたとき、私の乗る電車がちょうど到着していた。


「またね」と手を振り電車に体を向けた私の頭を、Aは3度、ぽんぽん、として、私たちは帰路についた。


Aとの共通の友人で、クラスで一番仲良かったCに、恋愛相談をしたのもこの頃だった。



今日までずっと、AとのLINEは続いている。


その間、深く迫った恋バナもした。

お互いの過去についても触れた。

体育祭で生徒会の本部にいるから会いに来て、と言われ、話に行ったこともあった。


そして昨日、私はAからLINEで相談を受ける。

それはものすごくシンプルな一文。


「Cのことが好きなんだけど、いつ告白すればいいだろう」


そのとき私はTwitterで親しくなった人と通話していたのだけれど、LINEの通知を見て目の前が真っ暗になり、そしてなぜだか、笑いがこみ上げた。


友達に恋愛相談するたびに「お前らもうつき合え」と言われ続けていた。

「わかんないよ」なんて言いながら、どこかで期待をしていた私が、あまりにも滑稽で仕方がなかった。


そして、1年以上の片想いがこんな形で失恋が決まったことが、あまりにもあっけなかった。


自惚れていなかった、と言えば、嘘になる。


嫌われ続けてきた人生で、私は初めて異性から触れられた。


異性から頭を撫でられたことも、手を繋いだことも、くすぐられたことも……


全部全部、初めてだったのだ。


Aについて相談していた、私とAの所属する部活の現部長を含む1年次の仲良しグループのLINEで、私は「失恋しました」と報告した。


通知は止まらなかった。


彼女らは驚いていた。

個人チャットには期待させてごめんねと複数から謝罪があり、グループLINEでは驚き、Aを詰り、Cのことを話題にした。



今日、私とAとCが一緒に受けている選択授業があった。


Aの想いを知らないCは、Aに向かって身を乗り出して楽しそうに話し、Aは私が見たことの無いような笑顔で話を聞いていた。



完敗だ、と思った。



長くなりました。これにて終わりです。


未だに、事態を飲み込めないでいます。


メンヘラじゃなかったら、もっと早く積極的になれていたら、と思います。



Aは機能不全家庭で育ち、「家族や、家族のような大切な人がほしい」と常々言っていました。


Aの大切な人になりたかった。光になりたかった。


でも、それは私の役目ではないようです。



AとCがどうなるか、私にはわかりません。


そしてA、C、私が三角関係になっていることは、3人の中で私しか知りません。


Aの恋愛に決着が付いた頃、私はAに告白するつもりでいます。

きっちり振られてこようと思います。


今のような、仲のいい友人のままでいたい、と伝えてこようと思います。


AともCとも仲良くしたい。

でもそれも叶わないのでしょうか。

 


恋仲のラストが話題になりましたが、三角関係は外野から見ると面白いですが、当人はこんなにきついと思っていませんでした。


3人全員が幸せになれる未来は無いのかもしれない。


それでもどうか、私を含めた3人全員の関係が変わらず、みんなが幸せになれることを祈るばかりです。



*追記*

AとCと私の現状の相関図を書いてみました。

番号は時系列です。


普通にカオスです。これ何の少女マンガ?って感じです。


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